【子どもをスポーツクラブ(スポーツ少年団)に入れよう!】その前に心得ておくこと3つ!

子どもが小学生になるころには、沢山のことに興味が出てきます。
その中でもスポーツをやりたがる子は多いですね。
沢山の疑問が浮かんできます。 その中でも今回は、スポーツ少年団・クラブチームに入った際に親の立場で心得ておくこと3つをご紹介します。
子どもの習い事(スポーツクラブ・少年団)における親としての心得
スポーツクラブ・コーチ・子ども・ほかの保護者の方との距離感
スポーツクラブ、子ども、他の保護者との距離感は大変重要です。
熱心すぎても、無関心すぎてもうまくいきません。
では、距離感のバランスをうまく保つにはどうしたら良いのでしょうか?
スポーツクラブに関しては、基本的に指導者に任せるのが前提です。
スポーツクラブ側から、何かお手伝いをお願いされたらお手伝いをするくらいのスタンスが良いでしょう。
手伝いながら、世間話をするなどコミュニケーションをとれると良いですよね。
一番気を付けていただきたいのは、自身の子どものアピールや、お手伝いをしたんだからと見返りを求めることは最もやってはいけない行為です。
他の保護者との距離感、付き合い方がうまくつかめずに悩んでいる方もいらっしゃいますが、保護者同士も適度な距離感を取るバランスは必要です。
一番大切なのは、誰のためのチームなのか?ここを忘れてはいけません。
あなたの為ではない・・あなたの子どものためのチームですから。
それでも付き合い方に悩んだ時には、一番話しやすい方に相談してみるのも良いと思います。
他のスポーツ少年団・クラブチームに入っているお友達にも、話を聞いてみると良いですね。
子どもに対してスポーツクラブでの手助けは必要ない
基本、手助けは必要ありません。手助けというより、サポートしましょう!!
何故サポートに徹するのか?
あなたは何故、子どもをスポーツクラブに通わせようという選択をしましたか?
スポーツを通し、一人の人として責任を持たせ、自立・成長させることが一つの目的ではないでしょうか?
今の時代、手助けというとなんでも親がしてしまっている光景を目にします。それでは選手(子ども)の自立には繋がりません。
スポーツクラブに通う際の用具の準備、使ったものの片づけ・洗濯、用具の手入れ等・・・子供ができることは全て子供にやらせましょう!そして、沢山失敗させましょう!
子どもが自分自身でやってみないと「失敗」という経験すらできません。
「失敗」を経験するからこそ「成功」体験を積めるのです。
沢山失敗しても良いのです。上手くできなくても良いのです。
「失敗」「できない」という経験が、子ども自身で考える力になり、出来るまで行動する。
「できなくて悔しい!!」この気持ちを生むのですから。
全てをあなたがやってしまっている事により、子どものやる気の芽を摘んでしまっていることに気づきましょう。
「子どものできることは全て子どもにやらせる」この第一歩が踏み出せたら、考えること、判断することも子ども自身にやらせてみましょう。
例えば、今まで送迎をしていたのなら、電車やバスを使って通わせてみるのも良いと思います。
まずは道を覚えたり、乗り方を覚えたり、何度か繰り返し一緒に行ってあげます。
「よし!大丈夫だ!」と思った時、一人で行かせます。私は5回目から一人で行かせました。
当時、彼女は2年生になったばかり。電車とバスを使って通っていました。
行きは一人、帰りはお迎え…と繰り返しているうちに、「帰りも一人でいいよ」と子供から言ってきました。
一人で行けたときの、子どものキラキラした目、自身に満ち溢れた表情は、今でも忘れません。
やらせて良かった!!この一言です。
絶対に忘れてほしくないのは、出来たときに子供を思いっきり褒めてあげましょう。
子どもにとって一番嬉しいのは、親(あなた)に褒めてもらえることです!!
小さなことでも良いんです。出来なかったことが出来るようになった時の子どもたちの表情を見てください。
そこにはとびっきりの笑顔が輝いていますから・・・。
私たち親が思っている以上に、子どもは何でも出来るものです。
子どもには無限の可能性があります。
子どもがやれそうな事は、なんでも挑戦させてあげましょう。
挑戦させることにより、「出来ない」から「出来る」に変わった瞬間、あなたが今まで背負い込んできた「あれもこれもやらないと!!」が少し軽くなるはずです。
そして、今まで以上に子どもを応援してあげたくなるはずです。
みかた
私たち親が、子どもの何を見てあげるか?見つけてあげられるか?これはとても大事なことです。
子どもが、どこで何をやりたいか?沢山話を聞いてあげましょう。
そして、沢山見学へ行ってみましょう。
実際見学をしてみると、その場の雰囲気を見ることができます。
あなたが「この習い事をやってほしい」、「昔やりたかったけど出来なかったから子どもにやってほしい」こんな考えは絶対にダメです。
何故なら、あなたと子どもの責任感が入れ替わってしまうからです。
親がやらせたい、入れたいは、親(あなた)の責任となり、後々親主導になってしまいます。
「だってお母さん(お父さん)がやらせたんじゃん」
「本当はやりたくなんかない」
こんなこと言われたくないですよね。
しかし、子ども自ら選択して始めた習い事であれば、少なからず、子どもに責任感を植え付けることができます。
「自分で決めたことは、最後までやり切ろうね!!」
と、続けることの大切さを伝えることができます。
この、「子ども自身が責任感を持つ」というのが、後々の成長に欠かせないポイントとなります。
では、子ども自らが選択してスポーツ(習い事)を始めたとしましょう。
新しい環境にも馴染み、慣れてきたころに聞いてみてください。
- 何を頑張っているの?
- 何が得意になった?
- 楽しかったことは何?
- 何か頑張りたいなと思っていることはある?
- もう少しやっておけばよかったと思ったことは?
マイナス部分に焦点が当たっていますが、質問の仕方はあくまでもマイナスの表現を使わないようにすることがポイントです。
まずは子どもが考えている事、感じている事、思っている事を知ってあげましょう。
そして共感してあげましょう。
子どもが嬉しそうに話してくれたプラスの部分を、是非、あなたの目で見てあげてください。
見つけてあげてください。
そして褒めてあげましょう。
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- 〇〇頑張っていたね!!
- 〇〇すごくよくなってきたね!!
- 〇〇出来るようになったね!!
[/surfing_su_list_ex] など、いつも見ているよ!頑張っていること知っているよ!ということを沢山子どもに伝えてあげましょう。
子どもは、見てくれているんだ!分かってくれているんだ!!とすごく嬉しい気持ちになり、更に頑張るようになるものです!
マイナスの部分についても同様です。
あなたの目で確認してください。そして子どもが少しでも前向きになれるような言葉をかけてあげましょう。
「出来ない」「出来るようになるのか?」「どうしたら上手くなるのか?」壁に当たった時の克服や乗り越えが、一番大切な経験となります。
子ども自身の判断、行動で解決できるようなアドバイスができると良いです。
しかし本当にどうしようもなく、誰かに助けてもらいたい、相談したい、そんなときは一人で抱え込まず、指導者・相談できる相手に助言を求めることも必要です。
子供をスポーツ少年団・スポーツクラブに入れるまとめ
スポーツ少年団・スポーツクラブ(習い事)を1つ選択するのにも、沢山の時間をかけ見学に行き、子どもに決定させることが大切です。子どもに決定させることにより、子ども自身が責任感を持ちやり遂げられる秘訣かと思います。
「嫌なら辞めればいい」のではなく、その葛藤の先にある「続けていて良かった」を感じるまでやり切れる環境を見つけたいですね。
そして、子ども自らが選択した場所で、伸び伸びと成長していける様見守ってあげることが、私たちの役目なのだと思います。
あなたの力が本当に必要な時、それは、子どもが苦しく逃げ出したいときの後押しです。
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