子どもの習い事の送迎に疲れてしまう5つの理由と回避する方法

子どもが習い事を始め、応援してあげたい気持ちと、毎週の送迎が大変・・・送迎に疲れた・・・と思ってしまうことありますよね。
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- 「何を習わせるか?」
- 「どこの先生が良いのか?」
- 「この子に合う習い事は何か?」
小学校に入ってから、一人で通える範囲だと本当に楽になります。
今回は、子どもを持つ親であればだれもが経験するであろう「送迎が大変」という思いにスポットを当て、
送迎のどういったところが大変なのか?
どうすれば改善されるのか?
そして、私自身の失敗談、成功体験をご紹介します。
子どもの習い事の送迎に疲れてしまう5つの理由
送迎に疲れてしまう理由は、実は送迎だけが原因ではないことを知っていますか?
習い事の環境、周りの親御さんとの距離感をうまく取れていないために辛く感じてしまう原因でもあります。
家から習い事までの距離が遠い
習い事が、家の近くに無いという方もいらっしゃいますよね。
なるべくなら、習い事は近所で出来ることが一番良いと私は考えます。
何故なら、道を覚えれば一人で通えますし(小学校以上)、お友達同士で待ち合わせをして通うことも可能になるため、必要以上の親の出番が無くなるからです。
ですが、どうしても遠方にしか習い事が無いという方は送迎に関して覚悟が必要になってきます。
送り途中に行きたくないと泣きだす(不機嫌になる)
習い事を始めたばかりの時、我が家でも娘によく泣かれました。
環境に慣れるまでは、誰でも緊張します。大人でも新しい環境は緊張しますよね。
泣いている子どもを見ていると、「泣かせてまで通わせるべきなのか?」「今日はお休みさせた方が良いのかな?」そんな思いになることもあるかもしれません。
それでも負けないでください。
心を鬼にして習い事は行かないといけないものなんだよ、行きたくないからとお休みはできないんだよということを行動で教えてあげましょう。
子供の心に甘えの気持ちを植え付けてしまうことになり兼ねません。
「泣いてもお休みはさせてくれないんだ」と理解してもらうことが大切です。
それが出来るかできないか?によって子ども自身の習い事に向き合う気持ちも変わってきます。
友達から一緒に乗せていってと言われ…断れない
近所に習い事が一緒のお友達が居ると、一緒に通ったりすることもあると思います。
歩いて通える範囲なら、お友達と通うことは親の立場からして安心できるのですが、車を利用して送迎をする場合はお友達も一緒に・・・というのはオススメできません。
「雨が降ってきたから」や、「ついでだから送っていくよ」という優しい言葉に思い切り乗っかってくる親御さんもいらっしゃいます。
あなた自身も、始めは良かれと思ってやっていたことが「負担でしかない」と感じる前に、送迎の線引きはしっかりとしておきましょう。
兄弟・姉妹の習い事の時間が違う
年齢によって時間が分かれているのが習い事ですよね。
同じクラスに通えれば負担も減るのですが、未就学児は早い時間。
小学校に上がると夕方からといった時間編成が多いと思います。
一人を送迎して、少し時間が空いてからすぐに二人目・・・。
家事もやらないとならないし、送迎には追われる・・・。
一体どうしたらいいの?と頭を抱えてしまいたくなることもあります。
お迎えに行ってもすぐに帰れない
お迎えの時間になっても、お友達の親御さんがまだ来ていない。
ということもあると思います。
その子一人で置いていくわけにもいかないし、家に送り届けても一人では心配・・・。
お友達の親御さんがお迎えに来るまで、一緒に待っていたことが何度もありました。
習い事の送迎疲れを回避する方法はある
いつまで習い事の送迎をしたらいいのだろう・・・。
漠然とそんなことを思いながら送迎をしているのかもしれませんね。
子どもに出来ることはやってもらう、出来るように仕向けていくのも私たち親の大事な務めです。
全てをやってあげようという考えが、自分自身を苦しめてしまう原因になっていることもあります。
では、どうやったら送迎疲れから回避できるのでしょうか?
なるべく家の近くで習い事を探す
家の近くに習い事があれば一番良いのですが、少し遠くなってしまう場合も、「小学校に入ったら一人で通えるか?」を考えて習い事を選択していくのが良いですね。
習い事を欲張らない
現代は、週に5.6回習い事に通っている子も珍しくありません。
だからと言って、焦る必要は全くありません。
周りの子に合わせるのではなく、貴方が出来る範囲でやってあげればよいのです。
習い事の送迎で乗り合いはしない
送迎の乗り合いでトラブルに発展することはかなり多いです。
上手く交代でやっていければ良いのでしょうが、それぞれ家庭の事情も出てきます。
その度に気を遣って対応しないとならないのは、だんだんと負担になってくるのが目に見えてきます。
習い事が同じ親御さんと距離感を保ったお付き合いをする
近場で習い事を始めると、通っている子供たちのほとんどが、同じ小学校だったり、近所に住んでいたりしている子がほとんどです。
送迎をした時に話し込んだりしている親御さんを見かけますが、適度に距離を保ってお付き合いをしていた方が上手く行く秘訣ではないかな?と思います。
一人で何でもやろうとせずにサポートセンターなどを利用する
あれもこれもと何でもやろうとする親御さんを見かけますが、サポートセンターなどを上手に使えれば、だいぶ貴方の負担も減りますよ。
特に、兄弟の年齢が近かったりすると、習い事に送って帰ってきてすぐにお迎えの時間が来てしまう。
家のことが何もできない…とストレスが溜まるばかり。
そんな時、送迎のどちらかだけサポートの方にお願いをするなど、上手に利用していくことにより、送迎に疲れることもかなり減ると思います。
私が実際に経験した習い事の送迎失敗談
我が家の娘は、保育園に通っていたため、卒園間近で習い事を始めました。
下の子を出産したばかりだったため、1年生の間は送迎ができると思い始めた習い事でした。
習い事失敗談その1 友達の旦那様がやっていた習い事
初めての習い事は、仲良しのお友達の旦那様がやっている習い事でした。
家からも近く、一番初めにやるにはすごく良いと思い始めたのですが、辞める時に伝えづらかったです。
結局、辞めたいと思ってから伝えるまで、かなり時間がかかってしまいました。
習い事失敗談その2 ご近所様の集まり
近場で始めた習い事・・・通ってみるとほとんどが顔見知り。
だからこその安心感もあるのかもしれませんが、待っている間の世間話などが苦手でした。
習い事が終わった後も、幼稚園ママたちはお菓子を広げ毎週井戸端会議・・・。
終了時間は17時だったのですが、こんなにお菓子を食べて、夕飯はたべられるのかな?といらない心配をしていました。
習い事失敗談その3 お友達も一緒に習い事へ連れて行っていた
近所のお友達も一緒に自転車で連れて行っていたのですが、自転車に乗れるようになったばかりだったらしく、毎回危なっかしくて心配でした。
事故でも起きてしまったら、それこそ大変ですからね・・・。
習い事失敗談その4 お迎えに遅れるママ友のために毎週待つことに
習い事が終わる時間になってもお迎えに来れないママ友。
仕事の事情も分かっていたため、お迎えに来るまで待っていましたが、下の子を連れて待っているのは結構大変でした。
今の私が何のストレスもなく子どもを習い事に行かせられる理由
現在、私の娘はすべて一人で習い事をこなしています。
2駅先まで電車で行き、そこから更にバスに乗って通っています。
「心配じゃないの?」という声が聞こえそうですが、もちろん始めは心配でした。
それでも、いずれ一人で通えるようになってもらいたい、子どもの小さな自立の第一歩を応援できる親でありたい。
だからこそ始めたことです。
「危ないから」「心配だから」では、いつまでも自立のできない子、なんでも親がやってくれるんだという考えの子どもになってしまいます。
子どもが一人で習い事に行ってくれるので送迎の心配がない
現在は、送迎の必要が全く無く、一人で電車とバスを乗り継いで通ってくれているため、送迎の心配は無くなりました。
一人で行けるようになるためには、私たち親の努力も必要です。道を覚えるまで付き添って通う。
通いながら、私は子どもがやる気になるような言葉をかけていました。
「○○が一人で通えるようになったら凄いね!きっと他のお友達で一人で電車に乗れる子まだいないと思うよ!!」こんなお話をしながら通いました。
子どもは出来る出来ないに限らず「一人でやること」に憧れを抱いています。
私たち親が、「一人は危ないから」「心配だから」と言うことにより、「一人は危ないんだ」「怖いんだ」ということを植え付けてしまっていることに気づいてください。
親同士の距離感が保たれている
沢山の親御さんがいらっしゃいますが、グループで凝り固まっている親御さんはいません。
会えばお話はしますが、子どもの家での様子や習い事の話のみ。
家庭状況はどうなのか?など深入りしてくる親御さんは全くいません。
良い意味で距離感があり、トラブルもありません。
送迎の乗り合わせは誰もしていない
暗黙の了解なのか?娘が入った時から、送迎の乗り合わせをしている方をお見かけしたことはありません。
土日に、いつもと違う場所で練習を行ったり、行事ごとのパーティーを行ったりしますが、それぞれの家庭が会場まで送迎しています。
習い事に対する親の理解が深い
習い事というと、指導者に任せっきりの親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、保護者会などがあれば進んで参加した方が良いと考えています。あくまでも、習い事に対し親御さんも協力的である場合に限ります。
愚痴の言い合いをするような場であれば、参加する必要はないと考えます。
保護者会では、指導してくださる先生の考え、同じく習いに来ている保護者の考え方を聞くことができますし、子育ての先輩ママさんに相談をすることができるからです。
学校の保護者会と違うのは、一歩先を行く親御さんのお話が聞けること、これからぶつかるであろう問題を先に少しだけ知ることができること、そして、内情を知りすぎていないからこそ相談がしやすい環境だということです。
異年齢のクラス分けなのでトラブルが皆無
習い事で異年齢のクラス分けというのは、なかなか無いかもしれませんが、現在通っている習い事では上級生が下の子たちを纏める(まとめる)こともやっています。
そのため、同じ年齢で固まっていることもありませんし、仲間外れ、陰口など言っている暇がありません。
だからこそ、団結力があり1時間という時間があっという間だと言っています。
学区外の習い事の為学校以外にお友達が出来て良い
学区外の習い事になると、ある程度距離もあるため大変な部分もあります。
ただし、送迎はせず一人で行けるようになれば、その距離も気になりません。
(暗い道を歩かなければならない場合はお迎えにはいきましょう)
学区外の習い事で一番良いと思う点は、学校以外にお友達ができることです。
近場の習い事はだいたいが学校が同じなので、グループになってしまったり学校の延長になりやすいですが、学校が同じ子が一人もいない環境というのは、切り替えができます。例えば学校で何かがあった時でも、他にお友達が居るというのは心強いですね。
子どもの中での世界が広がります。
高学年になってからは、習い事が始まる前にお友達と待ち合わせをして遊んでから習い事へ行ったりしていますが充実しているんだなと感じています。
狭い世界しか知らないと、その場所に執着します。そこでトラブルが起きたとき居場所を失ってしまうことがあるかもしれません。
そうならないためにも、習い事で出会った他のお友達との関係も大切にできる子になってもらいたいですし、私たち親も、他の親御さんと積極的にコミュニケーションを取れるようにしたいですね。
習い事の送迎が疲れるのまとめ
送迎が疲れてしまうのは、習い事の他の要素も絡んでいることをお伝えしました。
何か一つでも当てはまる場合、その一つから連鎖して「習い事の送迎が疲れる」に結びついてしまいます。
あなたの送迎が疲れる原因を探ることにより、対処法を見つけ、少しでも楽な気持ちで楽しく送り出してあげられるようになることが私の願いでもあります。
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